ピクセル→インチ 変換計算機

ピクセル(px)からインチ(inch)への無料変換ツール。印刷デザイン、同人誌制作、Web制作に最適。

✓ 完全無料✓ 広告なし✓ 登録不要✓ JIS規格対応
DPI
px
in

96px ÷ 96 DPI = 1.00in

画面のDPI解像度(ウェブの標準は96 DPI)

ピクセル→インチ変換ツールの使い方

たった3ステップでピクセルをインチに変換。特別なスキルは必要ありません。印刷デザイン、同人誌制作、グラフィック制作に便利な計算ツールです。

1

DPI解像度を設定

用途に応じたDPI(Dots Per Inch)解像度を選択します。
Web用: 96 DPI
フルカラー印刷: 300-350 DPI
同人誌モノクロ: 600 DPI

2

ピクセル値を入力

変換したいピクセル値を入力します。整数値でも小数値でも対応しており、高精度な計算が可能です。計算式も表示されるため、透明性の高い変換結果を確認できます。

3

インチ値を即座に取得

変換されたインチ値が自動で計算されます。結果をコピーして印刷デザイン、同人誌入稿データ、グラフィック制作にすぐに活用できます。

🔒

安全性について

このツールは完全にブラウザ内で動作します。入力されたデータはサーバーに送信されず、プライバシーが完全に保護されます。広告表示もなく、快適にご利用いただけます。

pxとインチの違いとは?わかりやすく解説

ピクセルとインチの違いを理解することは、印刷デザインやグラフィック制作において非常に重要です。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

ピクセル(PX)とは

デジタル表示の単位

ピクセルはデジタル画像やディスプレイの最小単位です。画像内の1つの点を表し、主に画面表示に使用されます。

解像度に依存する

ピクセルの物理的なサイズは画面のDPI(ドット・パー・インチ)によって変わります。100pxは異なるディスプレイで異なるサイズになる可能性があります。

使うべき場面

デジタルデザイン、Webグラフィック、画面レイアウト、ディスプレイで表示されるコンテンツに最適です。

インチ(in)とは

物理的な測定単位

インチは標準的な物理測定単位です。1インチは2.54センチメートルに等しく、実際の物理的な距離を表します。

絶対的なサイズ

インチは表示や印刷の解像度に関係なく、常に同じ物理的サイズです。正確な寸法が重要な印刷デザインに最適です。

印刷デザインでのメリット

印刷物に不可欠で、すべてのプリンターとメディアで正しい物理的寸法を確保できます。

px→インチ変換公式

インチ = ピクセル値 ÷ DPI

DPI(Dots Per Inch)は、1インチに何ピクセル含まれるかを決定します

例: 96px ÷ 96 DPI = 1インチ

例: 300px ÷ 300 DPI = 1インチ

例: 192px ÷ 96 DPI = 2インチ

段階的な計算例

ステップ1: ピクセル値を確認 → 1200px

ステップ2: DPI解像度を確認 → 300 DPI(印刷標準)

ステップ3: ピクセル値をDPIで割る → 1200 ÷ 300 = 4

結果: 300 DPIで1200px = 4インチ

px→インチ 変換参考表

よく使われるピクセル値のインチ変換値を一覧で掲載しています。異なるDPI設定での印刷・Web制作の参考資料としてお使いください。

Web標準: 96 DPI

ピクセルインチ
96px1.00 in
192px2.00 in
288px3.00 in
384px4.00 in
480px5.00 in
960px10.00 in

画面表示: 72 DPI

ピクセルインチ
72px1.00 in
144px2.00 in
216px3.00 in
288px4.00 in
360px5.00 in
720px10.00 in

印刷用: 300 DPI

ピクセルインチ
300px1.00 in
600px2.00 in
900px3.00 in
1200px4.00 in
1500px5.00 in
3000px10.00 in

💡DPI設定を理解する

Web・画面デザインには96 DPI、従来の画面グラフィックには72 DPI、プロフェッショナルな印刷品質には300 DPIを使用します。DPIが高いほど1インチあたりのピクセル数が多くなり、印刷時により鮮明な画像になります。

一般的な印刷サイズのピクセル寸法【JIS規格対応】

プロフェッショナルな印刷品質のために、300 DPI/350 DPIでの標準印刷サイズをピクセルに変換した一覧です。JIS規格のA判・B判サイズも掲載しています。

📐 JIS規格サイズ(A判・B判)

📄 A4サイズ

210×297mm (8.27×11.69 inch)

350 DPI: 2894×4093 px

300 DPI: 2481×3508 px

用途: 月刊誌、カタログ、レポート

📘 B5サイズ

182×257mm (7.17×10.12 inch)

350 DPI: 2508×3541 px

300 DPI: 2150×3035 px

用途: 同人誌、教科書、ノート

📃 A5サイズ

148×210mm (5.83×8.27 inch)

350 DPI: 2039×2894 px

300 DPI: 1748×2481 px

用途: 小説同人誌、手帳、パンフレット

📋 A3サイズ

297×420mm (11.69×16.54 inch)

350 DPI: 4093×5787 px

300 DPI: 3508×4961 px

用途: ポスター、新聞、プレゼン資料

📚 同人誌制作向け推奨設定

フルカラー原稿

  • 推奨DPI: 350 DPI
  • カラーモード: CMYK
  • 塗り足し: 各辺3mm追加
  • B5: 2508×3541 px (350dpi)
  • A5: 2039×2894 px (350dpi)

モノクロ原稿

  • 推奨DPI: 600 DPI
  • カラーモード: グレースケール
  • 塗り足し: 各辺3mm追加
  • B5: 4299×6070 px (600dpi)
  • A5: 3496×4961 px (600dpi)

※ 印刷所によって仕様が異なる場合があります。入稿前に必ず各印刷所のテンプレートをご確認ください。

🌍 国際標準サイズ

4×6インチ(ポストカード)

300 DPI: 1200×1800 px

96 DPI: 384×576 px

用途: 写真プリント、ポストカード

5×7インチ(写真)

300 DPI: 1500×2100 px

96 DPI: 480×672 px

用途: L判写真、フォトフレーム

8×10インチ(ポートレート)

300 DPI: 2400×3000 px

96 DPI: 768×960 px

用途: ポートレート写真、額装

8.5×11インチ(レター)

300 DPI: 2550×3300 px

96 DPI: 816×1056 px

用途: ビジネス文書、契約書

100×148mm(年賀状)

300 DPI: 1181×1748 px

350 DPI: 1378×2039 px

用途: 年賀状、ハガキ印刷

91×55mm(名刺)

300 DPI: 1075×650 px

350 DPI: 1256×760 px

用途: ビジネス名刺、ショップカード

px→インチ変換はいつ使う?

px→インチ変換をどんな時に使うかを理解することは、印刷・Webデザインの基本です。よくある使用シーンを確認しましょう。

インチを使用する場面:

  • 印刷デザインと物理メディアの制作
  • 名刺、チラシ、ポスター、パンフレット
  • 写真プリントと拡大印刷
  • 雑誌や書籍のレイアウト
  • パッケージデザインと製品ラベル

ピクセルを使用する場面:

  • デジタルデザインとWebグラフィック
  • SNS画像とバナー
  • WebサイトレイアウトとUI要素
  • モバイルアプリのインターフェース
  • 画面専用のコンテンツとディスプレイ

よくある質問 - ピクセル→インチ変換Q&A

「ピクセルからインチへの変換方法がわからない」「同人誌の原稿サイズが知りたい」「印刷サイズの計算が難しい」など、よくある疑問にお答えします。

Q1. ピクセルからインチへの変換方法を教えてください

ピクセルからインチへ変換するには、ピクセル値をDPI(dots per inch)で割ります。

計算式: インチ = ピクセル ÷ DPI

例えば、96 DPIで300pxの要素がある場合: 300 ÷ 96 = 3.125インチになります。このツールを使えば、この計算を自動で行え、計算式も表示されるため透明性が確保されます。

📚 Q2. 同人誌の原稿を作る際、B5サイズは何ピクセル必要ですか?

同人誌B5サイズの推奨ピクセル寸法:

フルカラー原稿(350 DPI):
• 本文: 2508×3541 px
• 塗り足し込み: 約2600×3640 px (各辺3mm追加)

モノクロ原稿(600 DPI):
• 本文: 4299×6070 px
• 塗り足し込み: 約4440×6210 px (各辺3mm追加)

A5サイズの場合:
• カラー(350 DPI): 2039×2894 px
• モノクロ(600 DPI): 3496×4961 px

※ 印刷所によって仕様が異なる場合があります。入稿前に必ず各印刷所のテンプレートをダウンロードして確認してください。グラフィック社、PICO、ちょ古っ都製本工房など、印刷所ごとに微妙にサイズが異なることがあります。

Q3. 変換にはどのDPIを使えばいいですか?

用途別の推奨DPI設定:

Webサイト・デジタル用途:
• Web標準: 96 DPI
• 画面表示: 72 DPI
• Retina/高解像度ディスプレイ: 144-192 DPI

印刷用途:
• フルカラー印刷(商業印刷): 300-350 DPI
• 同人誌カラー原稿: 350 DPI
• 同人誌モノクロ原稿: 600 DPI
• 高品質写真印刷: 600 DPI以上
• 大型ポスター(遠距離視認): 150 DPI

選択するDPIは、最終的な出力メディアと用途によって異なります。印刷する場合は必ず300 DPI以上を使用することをお勧めします。

Q4. 同じピクセルサイズが印刷と画面で異なって見えるのはなぜですか?

ピクセルの物理的サイズはDPI設定によって変わるためです。

96 DPIの画面では、96ピクセル = 1インチです。しかし300 DPIの印刷解像度では、1インチを作るのに300ピクセルが必要になります。

これが、画像を印刷する場合、画面表示と同じ物理サイズを保つために、より高いピクセル寸法が必要になる理由です。

Q5. 8×10インチの印刷には何ピクセル必要ですか?

300 DPI(標準印刷品質)での8×10インチ印刷には、2400×3000ピクセルが必要です。

計算方法: インチ × DPI = ピクセル
• 幅: 8インチ × 300 DPI = 2400ピクセル
• 高さ: 10インチ × 300 DPI = 3000ピクセル

低品質の印刷なら150 DPIを使用でき、その場合は1200×1500ピクセルで十分です。

Q6. CSSでインチを使用できますか?

はい、可能ですが画面デザインには推奨されません。

CSSはインチ(in)を単位としてサポートしていますが、画面デザインではほとんど使用されません。CSSのインチはCSS参照ピクセル(96 CSSピクセル = 1インチ)に基づいて計算されるため、すべてのディスプレイで物理的なインチと一致するとは限りません。

推奨される使用場面:
印刷用スタイルシート(@media print)で、物理的な寸法が重要な場合に主に使用します。

CSS例:
@media print {
  .page { width: 8.5in; height: 11in; }
}

Q7. 印刷用画像を準備する際の注意点は?

印刷用画像を準備する際の重要なポイント:

1. 適切なDPIを設定する
• プロフェッショナルな印刷: 300 DPI
• 大型ポスター(遠くから見る): 150 DPI
• 高品質写真印刷: 600 DPI

2. カラーモードを確認する
• 印刷: CMYK
• 画面表示: RGB

3. 裁ち落としを考慮する
• 印刷物の周囲に3〜5mmの余白を追加

4. 実際のサイズで確認する
• 100%表示で画質を確認
• ぼやけやジャギーがないかチェック

Q8. Web用の画像を印刷用に変換できますか?

画質の劣化が発生するため推奨されませんが、可能です。

問題点:
Web用画像は通常72〜96 DPIで作成されており、印刷に必要な300 DPIよりかなり低い解像度です。単純にDPIを変更するだけでは画質は向上しません。

より良い方法:
1. 元の高解像度画像を入手する
2. ベクター形式(SVG、AI)なら拡大可能
3. やむを得ない場合は、AI画像拡大ツールを使用

最低限のサイズ目安:
8×10インチ印刷なら、最低でも1600×2000ピクセル以上の元画像が必要です。

Q9. DPIとPPIの違いは何ですか?

技術的には異なる概念ですが、デジタル分野では同じ意味で使われることが多いです。

DPI (Dots Per Inch)
• 印刷解像度を示す単位
• プリンターが1インチあたりに印刷できるドット数
• 主に印刷業界で使用

PPI (Pixels Per Inch)
• デジタル画像の解像度を示す単位
• 1インチあたりのピクセル数
• 主にデジタル画像編集で使用

実用上の扱い:
デジタル印刷においては、DPIとPPIはほぼ同じ意味で使われます。このツールでは「DPI」という表記を使用していますが、「PPI」と読み替えても問題ありません。

🎍 Q10. 年賀状を自宅でプリントしたいのですが、何ピクセル必要ですか?

年賀状(ハガキサイズ: 100×148mm)の推奨ピクセル寸法:

家庭用プリンター(300 DPI):
• サイズ: 1181×1748 px
• これで十分綺麗にプリントできます

高品質印刷(350 DPI):
• サイズ: 1378×2039 px
• より鮮明な仕上がりをお求めの場合

実用アドバイス:
• 写真を使用する場合は、最低でも300 DPI推奨
• イラストやテキスト主体なら、150-200 DPIでも可
• 塗り足しは不要(既製品ハガキのため)
• カラーモード: RGB(家庭用プリンター)、CMYK(業者印刷)

※ ネット印刷を利用する場合は、各サービスの推奨サイズをご確認ください。