mm→px変換ツール|印刷データ・同人誌の解像度計算

印刷入稿データ作成に最適な無料mm→px変換ツール。同人誌・名刺・チラシ制作で必要なピクセル数を瞬時に計算。300dpi/350dpi/600dpi対応で、A4・B5・名刺サイズなど印刷データの適切な解像度を正確に算出できます。

mm
px

10mm × 96DPI ÷ 25.4 = 37.8px

1インチあたりのドット数、標準的なスクリーンDPIは通常96です

印刷データ作成でよく使うサイズの早見表

350dpi(高品質印刷・同人誌推奨)

名刺(91×55mm)
1253×756px
A5(148×210mm)
2039×2894px
B5(182×257mm)
2508×3541px
A4(210×297mm)
2894×4093px

300dpi(標準印刷品質)

名刺(91×55mm)
1075×650px
A5(148×210mm)
1748×2480px
B5(182×257mm)
2150×3035px
A4(210×297mm)
2480×3508px

96dpi(Web・画面表示用)

10mm
38px
20mm
76px
50mm
189px
100mm
378px
150mm
567px
200mm
756px

印刷データ入稿に必要なピクセル数の計算方法|3ステップで解決

同人誌・名刺・チラシなど、印刷データ作成でお困りの方へ。ミリメートルで指定されたサイズを、印刷入稿に必要なピクセル数へ正確に変換します。解像度(DPI)を選ぶだけで、印刷会社が求める適切なデータサイズを瞬時に算出できます。

1

印刷サイズを入力

印刷したいサイズをミリメートル(mm)で入力します。名刺なら91×55mm、A4なら210×297mmなど、印刷会社の仕様書に記載されているサイズをそのまま入力できます。

2

解像度(DPI)を選択

印刷用途に応じて解像度を選びます。同人誌・高品質印刷は350dpi、一般的な印刷物は300dpi、ポスターなど大判印刷は150-200dpiが推奨されます。印刷会社の指定に従ってください。

3

必要なピクセル数を確認

自動計算された結果を確認し、その数値でデザインソフト(Photoshop、Illustratorなど)のキャンバスサイズを設定します。これで印刷会社へ入稿可能なデータが作成できます。

印刷データ作成で知っておくべき|mm・px・DPIの関係性

印刷データを作る際、ミリメートル(mm)は実際の印刷サイズ、ピクセル(px)はデジタル画像の大きさ、DPI(解像度)はその密度を表します。この3つの関係を理解することで、印刷会社への入稿データを正確に作成できます。

印刷データに必要なピクセル数の計算式

印刷サイズ
mm
×
解像度
DPI
÷
定数
25.4
=
必要な画像サイズ
px

同人誌B5サイズ(350dpi)の計算例

182mm × 350 DPI ÷ 25.4

= 63,700 ÷ 25.4

= 2,508px(横幅)

25.4は1インチ=25.4mmを表す定数です。DPI(Dots Per Inch)は解像度を示し、数値が高いほど高品質な印刷が可能になります。

名刺サイズ(300dpi)の計算例

91mm × 300 DPI ÷ 25.4

= 27,300 ÷ 25.4

= 1,075px(横幅)

標準的な名刺サイズ91mm×55mmを300dpiで印刷する場合、1075px×650pxの画像が必要です。

印刷データ作成でよくある質問

同人誌・名刺・チラシなど印刷データ作成時のmm→px変換に関するよくある疑問にお答えします。解像度の選び方、ピクセル数の計算方法、印刷入稿の注意点を解説します。

同人誌を印刷したいのですが、何ピクセル必要ですか?

同人誌の標準的なサイズと推奨解像度は以下の通りです。A5サイズ(148×210mm)を350dpiで印刷する場合、2039×2894pxが必要です。B5サイズ(182×257mm)の場合は2508×3541pxとなります。同人誌印刷では高品質を求められるため、350dpi以上の解像度が推奨されます。表紙はカラーで350dpi、本文モノクロは600dpiが一般的です。

名刺を作りたいのですが、推奨される解像度とピクセル数は?

日本の標準的な名刺サイズは91mm×55mmです。推奨解像度は300dpi以上で、この場合1075px×650pxの画像が必要になります。より高品質な印刷を求める場合は350dpiで作成し、1253px×756pxとします。72dpiなどの低解像度で作成すると印刷時に画像がぼやけてしまうため、必ず300dpi以上で作成してください。

DPIとPPIの違いは何ですか?印刷データではどちらを使いますか?

DPI(Dots Per Inch)は印刷時のインクの密度、PPI(Pixels Per Inch)はデジタル画像のピクセル密度を指します。実際には、印刷データ作成時にPhotoshopなどで「解像度」として表示される数値は厳密にはPPIですが、印刷業界では慣例的にDPIと呼ばれています。このツールでもDPI表記を使用していますが、どちらも1インチあたりの点の数を示す同じ概念として理解していただいて問題ありません。

印刷データ作成時、ピクセル数は端数を切り上げるべきですか?

印刷データでは、計算結果に小数点が含まれる場合、基本的に四捨五入または切り上げで整数にします。例えば2508.66pxなら2509pxとします。ただし、印刷会社によっては塗り足し(トリムマーク)を含めた大きめのサイズを要求される場合もあります。印刷会社の入稿ガイドラインに記載されている推奨サイズがあれば、それに従ってください。不明な場合は、計算値より少し大きめ(+10px程度)に設定すると安全です。

ポスターなど大きいサイズの印刷物は、どの解像度で作ればいいですか?

ポスターやタペストリーなど大判印刷物は、通常遠くから見られるため、150~200dpiでも十分な品質が得られます。A1サイズ(594×841mm)を200dpiで作成する場合、4677×6626pxとなります。近くで見る展示物なら250~300dpi、遠くから見る屋外ポスターなら100~150dpiでも問題ありません。ファイルサイズも大きくなるため、印刷会社に適切な解像度を確認することをお勧めします。

IllustratorやPhotoshopで作成する際の設定方法は?

Photoshopで新規ファイルを作成する際、「幅」と「高さ」にmm単位で入力し、「解像度」に300または350と入力します。単位は「pixel/inch」を選択してください。Illustratorの場合は、新規ドキュメントでアートボードサイズをmm単位で設定し、画像を配置する際にリンクパネルで解像度を確認します。配置画像は最低300dpi以上を保つようにしましょう。このツールで事前に必要なピクセル数を確認してから作業を始めると、作り直しを防げます。

印刷データ作成者に選ばれる理由

同人誌・名刺・チラシ制作のプロが使う、正確で使いやすい無料の変換ツール

🎨

印刷特化の設計

300dpi・350dpi・600dpiなど印刷業界標準の解像度に対応。同人誌、名刺、ポスターなど用途別の推奨設定を提供します。

📐

正確な計算精度

印刷会社の要求する正確なピクセル数を算出。A4・B5・名刺など標準サイズの早見表で、すぐに必要な数値が確認できます。

即座に使える

登録不要で今すぐ使用可能。リアルタイム計算により、入力した瞬間に結果が表示されます。印刷データ作成の時間を大幅に短縮できます。

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完全無料・安全

すべての機能を無料で提供。ブラウザ内で計算を完結し、サーバーにデータを送信しないため、制作中のデザイン情報も安全です。

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