A4サイズ→ピクセル変換ツール
A4サイズ(210mm × 297mm)を解像度別にピクセル変換。300dpi・350dpi・72dpi・96dpi対応。印刷用・Web用のピクセル数を即座に計算できる無料オンラインツール。CSS設定やPDF生成に最適です。
A4: 210mm × 297mm
縦向き:210mm(幅)× 297mm(高さ)
210mm × 96DPI ÷ 25.4 = 794px
297mm × 96DPI ÷ 25.4 = 1123px
1インチあたりのドット数、標準的なスクリーンDPIは通常96です
A4サイズのピクセル数【解像度別早見表】
A4サイズ(210mm × 297mm = 8.27×11.69インチ)のピクセル数は、解像度(DPI)によって異なります。印刷用は300~350dpi、Web用は72~96dpiが一般的です。
Web用 (72~96 DPI)
72dpi: 595 × 842 px
96dpi: 794 × 1123 px
Webサイト・CSS設定に最適
標準印刷 (300 DPI)
縦向き: 2480 × 3508 px
横向き: 3508 × 2480 px
フルカラー印刷の推奨値
高品質印刷 (350 DPI)
縦向き: 2894 × 4093 px
横向き: 4093 × 2894 px
高品質カラー印刷に最適
DPI(解像度)とは?
1DPIの基礎知識
DPI(Dots Per Inch)は、1インチあたりのピクセル数(ドット数)を表す解像度の単位です。A4サイズは210mm×297mm(8.27×11.69インチ)のため、DPIの値によってピクセル数が変わります。例えば300dpiの場合、8.27×300=2481ピクセルとなります。
2用途別の最適なDPI
Web表示: 72~96dpiで十分。ファイルサイズが小さく高速表示
一般印刷: 300dpiが標準。フルカラー印刷に最適
高品質印刷: 350dpi以上。商業印刷や写真集に推奨
A4サイズのピクセル計算方法
A4サイズをピクセルに変換する計算式と、具体的な計算例を解説します。
基本計算式
A4サイズのピクセル数 = インチサイズ × DPI
幅の計算
210mm ÷ 25.4 = 8.27インチ
8.27インチ × DPI = 幅のピクセル数
高さの計算
297mm ÷ 25.4 = 11.69インチ
11.69インチ × DPI = 高さのピクセル数
具体的な計算例
300dpiの場合のA4サイズ
幅: 8.27 × 300 = 2,481ピクセル ≈ 2480px
高さ: 11.69 × 300 = 3,507ピクセル ≈ 3508px
96dpiの場合のA4サイズ
幅: 8.27 × 96 = 793.92ピクセル ≈ 794px
高さ: 11.69 × 96 = 1,122.24ピクセル ≈ 1123px
A4ピクセル変換の実用例
A4サイズのピクセル変換が必要となる、実際の開発・デザインシーンをご紹介します。
PDF生成
JavaScriptでA4サイズのPDFを生成する際、正確なピクセル数が必要です。Puppeteer、jsPDF、PDFKitなどのライブラリで使用します。
CSS印刷レイアウト
Webページを印刷する際、@media printでA4サイズのレイアウトを設定。794×1123pxまたは210mm×297mmを指定します。
印刷物のデザイン
Photoshop、Illustratorでチラシやカタログを作成する際、A4サイズ(300dpiで2480×3508px)のカンバスを設定します。
Webプレビュー
印刷物をWeb上でプレビューする機能を実装する際、A4サイズの縮小表示(96dpiの794×1123px)を使用します。
よくある質問
A4サイズは何ピクセル?
A4サイズのピクセル数は解像度(DPI)によって変わります。主な解像度別のピクセル数は以下の通りです:
- 72dpi(Web用): 595 × 842ピクセル
- 96dpi(Web標準): 794 × 1123ピクセル
- 300dpi(印刷標準): 2480 × 3508ピクセル
- 350dpi(高品質印刷): 2894 × 4093ピクセル
計算式は「インチ数 × DPI = ピクセル数」です。A4サイズは8.27×11.69インチなので、300dpiの場合は8.27×300=2481ピクセル(幅)となります。
印刷用のA4サイズに最適なDPIは?
フルカラー印刷には300dpi~350dpiが推奨されます。モノクロ印刷の場合は600dpiが一般的です。多くの印刷会社も300~350dpi、最大でも400dpiを推奨しています。Web用画像(72dpi)をそのまま印刷すると画質が粗くなるため、印刷する際は必ず印刷用の解像度で作成しましょう。
CSSでA4サイズのレイアウトを作成する方法は?
CSSで印刷用のA4レイアウトを作成する場合、@pageルールとmm単位を使用するのが最適です:
size: A4 portrait;
margin: 0mm;
}
.a4-page {
width: 210mm;
height: 297mm;
padding: 20mm;
box-sizing: border-box;
page-break-after: always;
}
Web表示用にピクセルを使う場合は、96dpiの794×1123pxを使用します。@media printでブラウザの印刷スタイルを制御できます。
JavaScriptでA4サイズのPDFを生成するには?
主要なJavaScriptライブラリでは、A4サイズを直接指定できます:
await page.pdf({format: 'A4'});
// jsPDF
const pdf = new jsPDF('p', 'mm', 'a4');
日本語フォントを使用する場合は、フォントファイルをbase64形式で埋め込む必要があります。
A4ピクセル変換のヒントと注意点
A4サイズのピクセル変換を正しく行うための重要なポイントをまとめました。
Web画像を印刷する際の注意
Webサイトの画像は通常72~96dpiで作成されています。このままA4サイズで印刷すると、解像度が低く画質が粗くなります。印刷用には必ず300dpi以上のA4ピクセル数(2480×3508px)で作成しましょう。
CSSでのA4サイズ指定方法
CSSで印刷レイアウトを設定する際は、ピクセル指定よりもmm単位(210mm×297mm)の方が正確です。@page規則を使い「size: A4」と指定することで、ブラウザが自動的に最適なA4サイズに調整します。
デザインソフトでの設定
PhotoshopやillustratorでA4サイズの印刷物を作成する際は、新規ドキュメント作成時に「印刷」プリセットを選び、用紙サイズを「A4」、解像度を「300dpi」に設定します。自動的に2480×3508pxのカンバスが作成されます。
PDF生成時のピクセル数
JavaScriptでPDFを生成する際、多くのライブラリは「A4」指定をサポートしていますが、ピクセル数で指定する場合は用途に応じたDPIを選択してください。Web閲覧用なら96dpi(794×1123px)、印刷用なら300dpi(2480×3508px)が推奨です。
A4サイズピクセル変換の早見表
| 解像度(DPI) | ピクセル数(縦向き) | 用途 |
|---|---|---|
| 72 dpi | 595 × 842 px | Web画像・画面表示用 |
| 96 dpi | 794 × 1123 px | Webサイト標準・CSS設定 |
| 150 dpi | 1240 × 1754 px | 低品質印刷・プレビュー |
| 300 dpi | 2480 × 3508 px | 標準印刷品質(推奨) |
| 350 dpi | 2894 × 4093 px | 高品質カラー印刷 |
| 600 dpi | 4961 × 7016 px | モノクロ印刷・最高品質 |
※ A4サイズは210mm×297mm(8.27×11.69インチ)です。横向きの場合は幅と高さを入れ替えてください。
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